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キャロライン・ケネディ駐日米大使は

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「自分が考えていた以上に多くの苦難や悲惨さがあった」。キャロライン・ケネディ駐日米大使は10日に訪れた長崎原爆資料館で被爆者の体験を聞き、こう語った。館内で当時の様子を伝えた被爆者たちは「メモを取りながら、真剣に聞いてくれた」と歓迎した。

 曇り空の下、資料館を訪問したケネディ大使は青のコート姿で、長崎市の田上富久市長らに案内された。原爆投下に至る説明や被爆した建物に興味を示した。

 視察後、記者団に「話を聞いた被爆者は平和の使者だ。取り組みを支援したい」と述べた。

 館内で被爆体験を語った日赤長崎原爆病院の朝長万左男院長(70)は「被爆2世への影響を聞かれ、今後経過を観察する必要があると話した。実務にたけており、大きな仕事をこれからされるのではないか」と話した。視察後は平和祈念像前で献花し、犠牲者の冥福を祈った。
by denhazim | 2013-12-11 11:46