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弁護団“チーム小保方”は知財や偽装問題のプロ集団、あの注目会見にも同席

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弁護団“チーム小保方”は知財や偽装問題のプロ集団、あの注目会見にも同席
小保方晴子氏の代理人、三木秀夫弁護士=7日午後、大阪市

小保方晴子氏は、3月中旬に結成された弁護団の支援を受けている。大阪弁護士会に所属する4人の代理人弁護士は、偽装問題や知的財産などに詳しい「プロ集団」として、理化学研究所と対峙(たいじ)する。

 このうち三木秀夫弁護士は、昨年10月に発覚した阪急阪神ホテルズ(大阪市)のメニュー虚偽表示問題で第三者委員会の委員を務めた。平成19年には、同市の高級料亭「船場吉兆」(廃業)で食材の使い回しや産地偽装などが発覚した事件で代理人を務め、女将(おかみ)の謝罪会見にも同席。社会的に注目を集めた場に登場した経験を持つ。

 8日の会見に同席した室谷和彦弁護士は、特許や著作権のトラブルなど、知財問題のエキスパート。片山登志子弁護士は消費者問題に明るく、さまざまな消費者被害救済に取り組んできた。藪野恒明弁護士は、24年度に大阪弁護士会会長を務めた重鎮だ。

 一方、小保方氏らの論文に捏造(ねつぞう)、改竄(かいざん)があったと認定した理研の調査委員会のメンバーは6人。

 委員長を務めた上席研究員の石井俊輔氏は、遺伝現象を分子レベルで解明する分子遺伝学が専門で、米国立がん研究所の客員研究員などを経て、筑波大連携大学院の客員教授なども兼務する。

 理研からは、免疫・アレルギー科学総合研究センター副センター長の古関明彦氏、主任研究員の真貝洋一氏も委員に名を連ねている。

 外部からは、細胞分子医学を研究している千葉大大学院の岩間厚志教授、幹細胞制御分野の研究に取り組む東京医科歯科大の田賀哲也副学長も加わった。法曹界ではコンプライアンス(法令順守)問題の第一人者、渡部惇弁護士の名も。渡部氏は、日本人研究者が米研究所から遺伝子試料を違法に持ち出したとされる遺伝子スパイ事件で理研の調査チーム長を務めたことでも知られている。
by denhazim | 2014-04-09 12:35