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事実上の分裂状態になった維新の党(衆院40人、



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事実上の分裂状態になった維新の党(衆院40人、
参院11人)で、離党した橋下徹大阪市長が10月中に設立する新党への参加を決めた議員が少なくとも22人に上ることが1日、毎日新聞の調べで分かった。15人が維新に残る方針で、態度未定の14人への多数派工作が激しくなりそうだ。

 橋下氏は、自らが代表を務める地域政党「大阪維新の会」を母体に新党を設立する方針だ。同会に所属する大阪選出の国会議員は衆参で12人いるが、それ以外でも保守系を中心に10人が参加する意向を固めた。新党に加わる非大阪系の衆院議員が「やはり選挙のことを考えれば橋下氏だ」と語るなど、橋下氏の知名度に対する期待が強い。

 一方、松野頼久代表ら15人は維新に残る意向だ。民主党や旧結いの党出身者を中心にリベラル系が多く、中堅議員は「親政権、親自民の路線には付いていけない」と語る。態度未定の議員が14人おり、動向次第で党に残る議員が大阪側を上回る可能性がある。

 松野氏は、先月31日の民主の岡田克也代表との会談で野党勢力を結集する方針で一致した。一方、橋下氏らの新党の代表には、松井一郎大阪府知事の就任が有力視されている。松井氏は菅義偉官房長官に近く、新党に参加を希望する国会議員の政治路線を自ら確認し、一致する議員を受け入れる考えを示している。【福岡静哉、松本晃】
by denhazim | 2015-09-02 12:08