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阿蘇山:気象庁、初の噴火速報




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阿蘇山:気象庁、初の噴火速報

 気象庁は阿蘇山噴火の約7分後の14日午前9時50分、噴火発生を知らせる「噴火速報」を8月の運用開始以来、初めて出した。


噴火して煙が上がる阿蘇山。火口付近は火山灰が降り積もり、灰色に染まる。右下は「阿蘇山ロープウェ−」の阿蘇山西駅=熊本県阿蘇市で2015年9月14日午後1時9分、本社機「希望」から竹内紀臣撮影© 毎日新聞 噴火して煙が上がる阿蘇山。火口付近は火山灰が降り積もり、灰色に染まる。右下は「阿…
 速報は、気象庁の常時監視火山でそれまでの規模を上回る噴火が起きた場合などに流す。昨年9月の御嶽(おんたけ)山(長野・岐阜県境)噴火を教訓にしたもので、テレビやラジオ、携帯端末などで即時に通知される。

 福岡管区気象台によると、今回の噴火は午前9時43分ごろに始まり当初、噴煙は白色だった。同47分ごろに黒煙が上がり出したため、レベル引き上げの必要性があると判断し速報を出した。

 速報は噴火発生から5分以内を想定しているが、それ以上かかった。同気象台は「通常の噴煙から変化したので時間がかかった」と説明しており、判断の難しさを示す結果となった。【青木絵美】
by denhazim | 2015-09-15 08:13