爬虫類と哺乳類の中間動物「トリティロドン類」の化石、高校生が発見 福井





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爬虫類と哺乳類の中間動物「トリティロドン類」の化石、高校生が発見 福井

爬虫類と哺乳類の中間動物「トリティロドン類」の化石、高校生が発見 福井: トリティロドン類の復元画(石川県白山市教委提供、小田隆さん制作)© 産経新聞 提供 トリティロドン類の復元画(石川県白山市教委提供、小田隆さん制作)

 福井県大野市教委は15日、同市下山の谷沿いにある約1億3千万年前の白亜紀前期の地層「手取層群伊月層」で、爬虫(はちゅう)類から哺乳類への進化の中間にあたる草食動物「トリティロドン類」の歯の化石が見つかったと発表した。国内では石川県白山市、岐阜県高山市の手取層群から白亜紀前期の歯の化石が見つかっており、今回で3例目になる。

 同市教委によると、見つかった化石は上顎の前歯中央にあたる切歯で、長さ15ミリ、幅4ミリ、厚さ3ミリ。歯の断面の形状などがトリティロドン類の特徴と一致した。トリティロドン類の体長は犬や猫に近い20〜50センチ程度という。全身の骨格は爬虫類に近く、歯は哺乳類の特徴を持つ。

 開成高(東京都)の野外実習で8月7日、手取層群を訪れていた1年生の桜井陽都君(15)が見つけ、2年生の山川隆良君(17)が歯の化石と推定し、同市教委に持ち込んだ。

 鑑定した国立科学博物館地学研究部生命進化史料研究グループの真鍋真グループ長は「ジュラ紀末(約1億5千万年前)までに絶滅していたと考えられていたが、石川県などで白亜紀前期の地層から見つかり、その時代まで繁栄していたグループがあるとの仮説を検証する証拠として重要」とのコメントを出した。

 県立恐竜博物館の宮田和周主任研究員は「哺乳類の姉妹にあたる。三畳紀後期ごろに哺乳類とトリティロドン類に分家し、恐竜時代の初期から小型で草食の動物で、シダの仲間が繁茂するなかで生きていた」と説明した。
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by denhazim | 2015-09-16 12:11