来年開港150年目を迎える神戸港
来年開港150年目を迎える神戸港(神戸市中央区)に17日、大型客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(全長348メートル、約16万8千トン)が入港し、大勢の市民らが歓迎した。関西に入港する客船では過去最大。
同船は米国企業が運航。最大収容人数は4905人、高さ62・9メートル。プールやカジノなど娯楽施設が充実。自動でカクテルを作るロボットバーテンダーなど最先端設備もそろう。
昨年8月、神戸港に入港する予定だったが、台風で中止に。今回は約4500人を乗せて中国・上海を出発し、広島や横浜を経て神戸港へ。音楽隊の演奏や放水を受けながら入港すると、乗っていた中国人観光客らはバスに乗り継ぎ、大阪方面に出かけていた。