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 安倍首相がメルケル首相の歓心を得ようとするのも



安倍晋三首相は30日の日独首脳会談で、ウクライナ情勢に関連してアジア地域で海洋進出を強める中国の脅威をアピールした。ドイツのメルケル首相は中国と3年前から定期的な政府間協議をスタートさせるなど関係強化を進めており、安倍首相は今回のドイツ訪問を手がかりにした巻き返しを狙った。

 安倍首相は首脳会談の冒頭、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のユニホームをメルケル首相に贈呈した。ユニホームの背にはアルファベットで「MERKEL」。大の女子サッカーファンのメルケル首相は「うれしい」と笑顔で応じた。
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 安倍首相がメルケル首相の歓心を得ようとするのも好調なドイツ経済をアベノミクスの「3本目の矢」の成長戦略に取り込みたいとの思惑がある。

 しかし、ドイツで存在感を示しているのは中国だ。ドイツにとって中国は欧州連合(EU)域外で最大の貿易相手国。メルケル首相は2005年の就任以来、何度も訪中した。中国からドイツへの要人訪問も活発で、今年3月に中国の習近平国家主席が訪独した際は独メディアが大々的に動向を報じた。

 それに対し、今回の安倍首相の訪独は、日本の首相として5年ぶりの訪独にもかかわらず、大きく取り上げる独メディアはない。「日独間でこれといった懸案がない」(外務省幹部)のが一因とされる。

 ただ、ここにきて日独両国が共闘できる課題として浮上しているのがウクライナ情勢だ。

 安倍首相は首脳会談で、「5月に予定されるウクライナ大統領選を円滑に実施するため国際選挙監視団への要員を日本からも派遣する」などの方針を伝えた。メルケル首相は「大統領選と憲法改正が重要だ」と応じ、ウクライナ情勢の安定に向け足並みをそろえた。

 安倍首相は今回の訪独で「同じ価値観を持つ国」としての関係再構築に
by denhazim | 2014-05-01 15:36