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中国の電子商取引大手、阿里巴巴(アリババ)集団

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中国の電子商取引大手、阿里巴巴(アリババ)集団がニューヨーク証券取引所で新規株式公開(IPO)を行うことについて、中国メディアの一財網は17日、アリババのIPOによってソフトバンクの孫正義社長が日本一の富豪になる見込みだと伝えた。

 記事は、ソフトバンクのアリババへの出資比率が34.4%に達し、株式の保有数が7億9774万2980株に達することを紹介。また、孫正義社長は担保となっている6370万株を除いて、ソフトバンクの株式の約44%を保有していることを伝えた。

 続けて、「孫正義社長が2000年に2000万米ドル(約21億4772万円)で購入したアリババの株式は、IPOによって500億米ドル(約5兆3693億円)ほどに膨らむことになる」と伝えた。

 また、米メディアのブルームバーグの報道を引用し、アリババの大株主であるソフトバンクの株価が上昇を続けていたことを紹介、ブルームバーグによる世界長者番付「ブルームバーグ・ビリオネア指数」によれば孫正義社長の資産が166億米ドル(約1兆7790億円)に達し、ファーストリテイリングの柳井正会長の162億米ドルを上回ったと報じた。

 記事は、1990年代中ごろからインターネットが普及し、多くの「スター企業」が輩出されたとし、「孫正義社長も多くの企業に投資していた」と紹介。さらに孫正義社長が「もっとも前途のあるネット企業を捜し当てるため、創業時の無名企業に多額の資金を投資しており、そのうちの1社が中国で小規模な電子商取引を展開していたアリババだった」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
by denhazim | 2014-09-22 10:36