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新しい国立競技場の整備計画が見直されることについて、

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新しい国立競技場の整備計画が見直されることについて、
当初のデザインを手がけた建築家のザハ・ハディド氏は、新たな予算や計画に合わせて自分たちが引き続きデザインを担当すれば時間を浪費せずに済むと主張し、みずから来日して考えを説明したいという意向を示しました。
イラク出身の建築家ザハ・ハディド氏は10日、ロンドンの事務所でNHKのインタビューに応じました。
この中でハディド氏は、建設費が膨らんだ原因はデザインではなく、資材の調達価格などが値上がりしたことだと改めて主張したうえで、この計画におよそ2年半携わってきたことを踏まえ、「時間を浪費せず、見劣りする競技場を作らないようにする方法は、私たちがデザインの担当を続け、予算に見合う計画に対応していくことだ」と述べました。
また、ハディド氏は安倍総理大臣に書簡を送ったが返事を受け取っていないとしたうえで、日本政府から招かれれば「関係者に直接会って私たちの考えを説明したい」と述べ、みずから来日したいという意向を示しました。
ただハディド氏は、費用をどのくらい削減できるかは日本側が何を求めているかによるとして明示できないとしたほか、「大事なことはよい競技場を作り、将来もほかのイベントやスポーツに使えるようにすることだ」として、規模を大幅に縮小することには否定的な考えを示しました。
一方、今回の件は「事務所の評判にとってはよくないことだ」としたうえで、最終的に計画に関われなくなった場合、損害賠償などを請求するかについては、「よい方向に向かえば法的な手段に訴える必要はないが、状況を見極めようと思う」と述べました。
by denhazim | 2015-08-11 16:03