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安保関連法成立:「選挙で国を変える」…市民らやまぬ抗議




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安保関連法成立:「選挙で国を変える」…市民らやまぬ抗議

 安全保障関連法は成立した。しかし、抗議は全国各地でやまなかった。【石戸諭、日野行介、三股智子、樋口岳大】

 東京都千代田区永田町の国会前。学生団体「SEALDs(シールズ)」がリードする抗議は、18日夜を徹して19日早朝まで続いた。「賛成議員を落選させよう」「選挙に行こう」。来年夏の参院選を視野に入れた若者たちの声が響いた。

 「自分たちはだれが賛成票を投じたか覚えている。次は選挙ですよ」。午前3時過ぎ、シールズの中心メンバーの一人、明治学院大4年の牛田悦正さん(22)は力を込めた。

 シールズ関西のメンバーも国会前に。同志社大4年、伊藤翔子さん(21)は「これで『日本の民主主義が死んだ』というのは違うと思う。ここから始まるし、自分たちで民主主義を取り戻せばいい」と話した。


安全保障関連法が成立した日の午後、国会前に集まって抗議行動を続ける人たち=2015年9月19日午後3時14分、山本晋撮影© 毎日新聞 安全保障関連法が成立した日の午後、国会前に集まって抗議行動を続ける人たち=2015年9月19日午後…
 さいたま市から駆けつけた保育士、野本あささん(21)は「みんな『今日から始まる』と言っている。私はこれからも、自分がおかしいと思うことはおかしいと声を上げていきたい」と語った。

 午後3時ごろには、ツイッターなどを通して約500人が集まった。参加者はマイクを順番に回し「選挙で変えようこの国を」などそれぞれの思いをラップ調のかけ声に合わせて訴えた。

 東京電力福島第1原発事故で福島県郡山市から静岡県富士宮市に自主避難している会社役員、長谷川克己さん(48)は家族を連れて参加した。「考えようによっては今日がスタートだ。子どもたちにはこの風景を忘れないでほしい」

 午前11時、札幌市中央区の大通公園。市民団体「戦争をさせない北海道委員会」が6日連続で開いた抗議集会には約1000人(主催者発表)が参加した。「憲法違反の法律は無効だ」「賛成した議員を落選させよう」などと声が上がった。同市白石区の主婦、大野直子さん(43)は「国民がこれだけ反対している法律を成立させるなんて許せない」と憤った。

 被爆地・長崎。市民団体が午後6時から長崎市のJR長崎駅前で開いた抗議集会には約750人(主催者発表)が集まった。集会に初めて参加したという長崎県佐世保市の専門学校生、山下豊さん(18)は「来年の参院選では投票できる。この数日で起こったことを私は決して忘れない」と語った。
by denhazim | 2015-09-20 08:45