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「じいじ、頑張れ」100メートル完走の105歳・宮崎秀吉さんをひ孫ら応援 京都




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「じいじ、頑張れ」100メートル完走の105歳・宮崎秀吉さんをひ孫ら応援 京都

「じいじ、頑張れ」100メートル完走の105歳・宮崎秀吉さんをひ孫ら応援 京都: 世界最高齢スプリンターとしてギネス認定を受け、ひ孫の元場結ちゃん(左)とともに喜ぶ宮崎秀吉さん=23日午前、京都市右京区の西京極陸上競技場(志儀駒貴撮影)© 産経新聞 提供 世界最高齢スプリンターとしてギネス認定を受け、ひ孫の元場結ちゃん(左)とともに喜ぶ宮崎秀吉さん=23日午前、京都市右京区の西京極陸上競技場(志儀駒貴撮影)

 105歳の現役ランナー、宮崎秀吉さん(京都市右京区)が100メートルを完走し、「世界最高齢スプリンター」のギネス世界記録を更新した23日、記録会の会場となった西京極総合運動公園(同区)には、大会関係者のほか、宮崎さんの親族や報道陣など多くの人々が駆けつけ、世紀の挑戦を見守った。

 この日行われたのは、京都マスターズ陸上競技連盟が主催する秋季記録会。宮崎さんの「世界記録挑戦会」と銘打たれ、大会開催日も宮崎さんの誕生日の翌日にあたる23日にするなど連盟側の粋な計らいも功を奏したか、100人以上の男女が参加。3000メートル走や100メートル走などの種目を、5歳ごとに区切られるクラスの中で競っていた。

 この日は宮崎さんの3人の娘や孫、ひ孫など親族21人に加え、知人らも応援に駆けつけていた。午前11時35分ごろ、上下赤のウエアを身につけた宮崎さんが、ピストルの音と同時に走り出すと、三女の瀧本武子さん(70)が3日かけて作ったという特製の横断幕の前で、親族一同で「じいじ、頑張れ」などと声を張り上げて、応援していた。

 無事にゴールした宮崎さんを見て、次女の元場睦子さん(72)は「よく頑張ったと思う。これからもおじいちゃんの意思を尊重して、応援していきたい」と笑顔。ひ孫の元場結(ゆい)ちゃん(5)は宮崎さんの姿を見て「私も速く走れるようになりたい」と目を輝かせていた。

 宮崎さんは今回、砲丸投げでも3・25メートルを記録しており、100メートルの記録とともに、マスターズ陸上競技の世界記録となる見込み。
by denhazim | 2015-09-24 10:15