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第154回芥川賞・直木賞、受賞作決定!



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第154回芥川賞・直木賞、受賞作決定!
芥川賞には滝口悠生さんの「死んでいない者」と本谷有希子さんの「異類婚姻譚」、直木賞には青山文平さんの『つまをめとらば』
2016.01.19 19:50
第154回芥川龍之介賞

「死んでいない者」 (滝口悠生 著/文藝春秋・文學界12月号)


滝口悠生さん
〈著者プロフィール〉
1982年東京都生まれ。埼玉県育ち。2011年「楽器」で第43回新潮新人賞を受賞してデビュー。15年『愛と人生』で第37回野間文芸新人賞受賞。

〈作品〉
『寝相』2014年新潮社刊=第36回野間文芸新人賞候補。『愛と人生』15年講談社刊=第28回三島由紀夫賞候補。「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」15年新潮5月号=第153回芥川賞候補、単行本は15年新潮社刊。

「異類婚姻譚(いるいこんいんたん)」 (本谷有希子 著/講談社・群像11月号)


本谷有希子さん
〈著者プロフィール〉
1979年石川県生まれ。2000年より「劇団、本谷有希子」を主宰。作・演出を手掛ける。07年『遭難、』で第10回鶴屋南北戯曲賞を受賞。09年『幸せ最高ありがとうマジで!』で第53回岸田國士戯曲賞を受賞。11年小説『ぬるい毒』で第33回野間文芸新人賞、13年『嵐のピクニック』で第7回大江健三郎賞、14年『自分を好きになる方法』で第27回三島由紀夫賞を受賞。

〈作品〉
『江利子と絶対 本谷有希子文学大全集』2003年講談社刊。「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」04年群像12月号=第18回三島由紀夫賞候補、単行本は05年講談社刊。『ぜつぼう』06年講談社刊。「生きてるだけで、愛。」06年新潮6月号=第135回芥川賞候補、第20回三島由紀夫賞候補、単行本は06年新潮社刊。戯曲『遭難、』07年講談社刊=第21回三島由紀夫賞候補。『乱暴と待機』08年メディアファクトリー刊。『グ、ア、ム』、戯曲『偏路』共に08年新潮社刊。戯曲『幸せ最高ありがとうマジで!』09年講談社刊。「あの子の考えることは変」09年群像6月号=第141回芥川賞候補、単行本は09年講談社刊。戯曲『来来来来来』10年白水社刊。「ぬるい毒」11年新潮3月号=第24回三島由紀夫賞候補、第145回芥川龍之介賞候補、単行本は11年新潮社刊。「嵐のピクニック」12年群像3月号、単行本は12年講談社刊。「自分を好きになる方法」13年群像5月号、単行本は13年講談社刊。



第154回直木三十五賞

『つまをめとらば』 (青山文平 著/文藝春秋)


青山文平さん
〈著者プロフィール〉
1948年生まれ、神奈川県横浜市出身。早稲田大学第一政治経済学部卒業。経済関係の出版社に18年勤務した後、92年よりフリーライター。同年『俺たちの水晶宮』で第18回中央公論新人賞を受賞。ほぼ10年で創作活動を終了。2011年、創作再開。初めての時代小説「白樫の樹の下で」で第18回松本清張賞を受賞。同年、本作品を収録した『白樫の樹の下で』でデビュー。

〈作品〉
『白樫の樹の下で』2011年文藝春秋刊。『かけおちる』12年文藝春秋刊。『流水浮木—最後の太刀』13年新潮社刊。『約定』14年新潮社刊。『鬼はもとより』14年 徳間書店刊=第152回直木賞候補、第17回大藪春彦賞受賞。『つまをめとらば』15年文藝春秋刊=第6回山田風太郎賞候補、他。

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by denhazim | 2016-01-20 09:56