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環境に優しい社会を目指して開発が進められている技術や商品

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環境に優しい社会を目指して開発が進められている技術や商品を集めた展示会が東京で開かれ、植物を原料にしながら、従来より大幅に高い強度を実現した新素材が注目を集めています。

東京・江東区で開かれている展示会には、環境に優しい技術や新素材の開発を進めているメーカーや研究機関などおよそ300の団体が参加しています。
このうち「セルロースナノファイバー」と呼ばれる新素材は、木や稲わらの繊維を1ミリの5万分の1まで解きほぐしたもので、プラスチックなどに混ぜると強度を高められるのが特徴です。
国の産業総合研究所は、靴底にこの素材を使ったスポーツシューズの開発をメーカーと共同で進めていて、強度を2倍に高めながら3割も軽量化することができ、東京オリンピックで選手に使ってもらうことを目指しています。

また「CLT」と呼ばれる建材は、杉の板などを組み合わせた大型のパネルで、鉄筋コンクリート並みの強度がありながら重さを6分の1にできるため、欧米ではこの建材を建物全体に使うなど活用が進んでいます。
日本でもことしから規制が緩和され、中層の共同住宅などへの活用が期待されていて、木材メーカーなどで作る日本CLT協会の有賀康治さんは「国産の木材を町づくりに生かしたい」と話していました。
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