イチロー、夢実現に向けて…再来年44歳まで現役も 1年契約延長




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イチロー、夢実現に向けて…再来年44歳まで現役も 1年契約延長

イチロー、夢実現に向けて…再来年44歳まで現役も 1年契約延長: マーリンズ・イチロー外野手(撮影・リョウ薮下)© zakzak 提供 マーリンズ・イチロー外野手(撮影・リョウ薮下)
 マーリンズは5日、大方の予想通り、イチロー外野手(42)との来季契約の選択権を行使し、契約を1年更新した。球団公式サイトによると、来季年俸は200万ドル(約2億1000万円)。さらに、44歳となる2018年の契約も球団側に選択権があることを明かした。「50歳まで現役を続けたい」というイチローの夢は確実に実現しようとしている。

 マイアミの本拠地で会見したサムソン球団社長は「殿堂入りが確実な選手がチームにいることは誇りに思う」と言い、イチローの挑戦を支援する考えを表明した。

 ■18年は球団選択権

 第4の外野手として今季は143試合に出場し、打率・291、1本塁打、22打点で10盗塁。日米通算でピート・ローズが持つメジャー記録の4256安打を抜き、メジャー通算は史上30人目となる3000安打に到達。その後、史上25位の3030安打(日米通算は4308安打)まで伸ばした。

 万能性が高く、故障が少ない。マッティングリー監督は「外野3つのポジションをどこでもこなし、スピードがあって、代打もできる選手はなかなか簡単には見つけられない」と話しており、これが契約更新の理由を端的に表している。

 所属するナ・リーグは、バントや守備、走塁技術を含めた汎用性が重要視される。投手と野手を同時に交代させるダブルスイッチが多く、控えでも何らかのかたちで毎日のように出場する。球団が来季契約の選択権を行使するのは既定路線だった。

 ■若手のお手本に

 チームに与える好影響も評価されており、試合前の準備などは若い選手の手本になっている。ゴードン内野手(28)らイチローを尊敬する若手も多く、「イチローの練習をまねしている」という選手もいる。

 普段は辛口の米メディアも極めて好意的。一時はプライドの高い孤高の選手として敬遠されたこともあったが、最近は人情味にあふれるチームの兄貴分という役割が定着した。

 NBCテレビは「3000安打の喧噪は終わったが、通算安打数という階段をなお駆け上がり続けていく。若手を凌駕して、まだあと数年やりたいと言っている。もし今シーズンに近い結果を残せば、2018年もプレーすることに何の支障もないだろう。年俸が200万ドルということを考えれば、チームから愛されている将来の殿堂入り選手を残留させるリスクは何もない」と伝えている。

 来季も今季並みのプレーを維持できれば、「パドレスのトニー・グウィン(3141本、18位)に近づくだろう」と報じた米メディアもあるが、イチローの目標はもっと高い。来季以降は安打数以上に、何歳までプレーできるかが大きな焦点となっていく。

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