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そもそも1948年に誕生した最初のランドローバー車HUE166



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そもそも1948年に誕生した最初のランドローバー車HUE166は幌付きオープンのピックアップだった。なので“先祖返り”でもあるが、70年近くの時を経て、『イヴォーク・コンバーチブル』ほどのスタイリッシュなオープンとして生まれ変わろうとは、誰も想像もしなかったのでは?

優勝力士のパレードカー気分…乗っているとそんな風にも感じる。が、背が高い分、背の低いロードスターともまた別次元のササるような非日常感覚がひとしおだ。フロントガラスの傾斜は強いが圧迫感はなく、走行中のキャビンへの風の巻き込みは僅かで、至って快適。さらに驚かされたのはボディの剛性感が非常に高いことで、オープン走行時にボディがワナワナする感じや、ステアリングフィールへの影響はほとんどない。

他方でZ型に折り畳まるトップを閉めると、足回りから伝わるショックがほんの僅かだけ増える。けれどそれも引き締まったスポーティカーのレベルで不快感はなし。Z型に折り畳まるトップは48km/hまでなら21秒で展開、18秒で格納でき、閉じた状態でのキャビンの密閉度もなかなかの高さ。

今回は市街地での試乗だったが、走りも気持ちよい。総じてコンパクトで自在な身のこなしが堪能できる…そんな風だ。前述のとおり強いボディと洗練された足回りは20インチ(!)タイヤをモノともしないしなやかで上質な乗り心地を味わわせてくれるし、2020kgの車重だが、振るまいは軽快に思えるほど。2リットルターボは9速ATを活かして的確なシフト選択とシフトチェンジを実行してくれるため走りやすい。小気味いい加速も楽しめる。最小回転半径は5.5mだが、感覚的にはかなり取り回し性がいい。